2022.03.19
保険診療における体外受精費用について
3割負担の方の費用をお示しします。
【計画開始からその都度お支払いいただく費用】
・生殖補助医療管理料(月に1回) 750円
・抗ミュラー管ホルモン(血液検査) 1,800円(6か月に1回検査します。)
・検査費用+排卵誘発剤費用
【採卵日にお支払いいただく費用 :A】
A:採卵料金=採卵術9,600円+下記①~④採卵した数による加算
① 1個 7,200円
② 2~5個 10,800円
③ 6~9個 16,500円
④ 10個以上 21,600円
【受精・凍結確認日にお支払いいただく費用 :B+C+D+E】
B:受精に関する管理料
・ふりかけ法 12,600円
・顕微授精 ① 1個 14,400円
② 2~5個 20,400円
③ 6~9個 30,000円
④ 10個以上 38,400円
・一部の卵子に顕微授精、残りの卵子にふりかけ法を行った場合
顕微授精する卵子数によって①~④+ふりかけ法費用の1/2(6,300円)
・今までに治療経過で必要な方のみ 卵子活性化を行うと、3,000円加算されます。
・TESEで回収した精子を使用する場合、融解処置等で15,000円加算されます。
C:受精卵培養管理料(受精が確認された胚の個数で費用が決まります)
① 1個 13,500円
② 2~5個 18,000円
③ 6~9個 25,200円
④ 10個以上 31,500円
D:胚盤胞培養費用(3日目以降培養した時に、胚盤胞まで発育する可能性がある胚の数で費用が決まります)
① 1個 4,500円
② 2~5個 6,000円
③ 6~9個 7,500円
④ 10個以上 9,000円
E:胚凍結保存管理料(凍結した胚の個数で決まります)
① 1個 15,000円
② 2~5個 21,000円
③ 6~9個 30,600円
④ 10個以上 39,000円
【胚移植の日にお支払いいただく費用 :F】
F:胚移植術
・新鮮胚移植 22,500円
・融解胚移植 36,000円(融解費用を含む)
・アシストハッチングを行うと、3,000円加算されます
・高濃度ヒアルロン酸含有培養液を用いた前培養を実施すると3,000円加算されます
【当院で予定されている体外受精・採卵-移植に関連する先進医療】
タイムラプス
P-ICSI
内膜スクラッチ
ERA検査
EMMA+ALICE検査
3割負担の患者様の8個採卵したモデルケース
:排卵誘発剤を使用し8個採卵、顕微授精を実施、6個受精しタイムラプスで培養し胚盤胞で3個凍結した場合
(計画開始から採卵決定まで) その都度お支払い
・生殖補助医療管理料(月に1回) 900円
・抗ミュラー管ホルモン(血液検査) 1,800円
・検査費用(受診2回の場合)+排卵誘発剤費用 合計20,000円程度
採卵日にお支払いいただく費用 :A
A:採卵料金=採卵術9,600円+採卵した数による加算 8個 (6~9個 16,500円)
=26,100円
受精・凍結確認日にお支払いいただく費用 :B+C+D+E
B:受精に関する管理料 8個
・顕微授精 6~9個 30,000円
C:受精卵培養管理料 6個 (受精が確認された胚の個数で費用が決まります)
6~9個 25,200円
先進医療:タイムラプス培養 33,000円(消費税込)
D:胚盤胞培養費用 3個 (3日目以降培養した時に、胚盤胞まで発育する可能性がある胚の数で費用が決まります)
2~5個 6,000円
E:胚凍結保存管理料 3個 (凍結した胚の個数で決まります)
2~5個 21,000円
胚移植の日にお支払いいただく費用 :F
F:胚移植術
・融解胚移植 36,000円(融解費用を含む)
・アシストハッチングを行うと、3,000円加算されます
①月経開始から採卵決定までにかかる費用
検査費用(受診2回の場合)+排卵誘発剤費用 合計20,000円程度
②採卵から凍結までにかかる費用
顕微授精の場合141,300円
③融解胚移植にかかる費用
39,000円+薬剤・検査費用